ネット上では以前から話題になっていますが、キヤノンEOSのシャッターブレーキのダンパーゴムが経年変化による劣化で加水分解（溶ける）してシャッターに粘り付き、最悪の場合、シャッターは切れても露光できなくなるということがかなりの頻度で発生しているようです。
初期のEOSに多発しているようで、これからEOSの中古を買おうと思っている方は、出来るだけ最近の機種を買うのが無難です。私のEOS-RTもこの症状が発生してしまいました。EOS-RTはだいぶ前の機種なので修理可能かどうかサービスセンターに問い合わせたところ、「シャッターの部品はまだ保有してますのでサービスセンターに送って下さい」と言うことなので、この故障について現時点（'03.12）では修理可能のようです。ただ修理には１万円以上かかってしまうので、ここ数年ほとんど使ってなかったこのカメラを修理しようかどうか思案中です。
＜追記＞
修理のため`05年11月に仙台サービスセンターに持ち込んだところ、修理可能と言うことなのでお願いしました。修理代は約１万円、１週間で直ってきました。察するところ、この部品はまだ十分保有していて当分修理可能と思いますが、製造から１０年以上経っているので、いつ修理出来なくなるかは分からないので旧型EOSに愛着のある方は早めに修理に出された方がよいでしょう。
